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「トレッキング・散歩・キック」、私にとっての『銃・病原菌・鉄』

1024 768 HCCR - Human Capital Consulting Recruiting

こんにちは。

HCCRの石田太一郎です。私が趣味にしているトレッキングについて今日はお話します。

私は中国地方の山地の山あいにある田舎町で生まれ育ちましたが、近所に活発な幼なじみが多かったこともあり、遊び場はだいたい山や川でした。子供らしい遊びもする一方でわんぱくに遊びすぎて、雪の積もった山道をソリで降って遊んだ時は、当然ながらスピードが出すぎて滑落しそうになり、片手一本で木の枝をつかんで間一髪助かったり、山のなかで日が暮れてしまい真っ暗で右も左もわからない時の泣きそうな不安を覚えています。こんな経験をしているせいか、山への憧れのようなものはなく、山はごく身近にあるものであり、しかも恐怖心だけは当時からありました。

30歳を越えた頃だったと思いますが、高校以来もう十数年も運動をしていなかったせいで、筋力の衰えや疲れを感じることが多くなりました。たとえば、ジャンプすると自分イメージでは着地体勢に入ろうと思ったらもう着地してたり(笑) 気持ちいいのでマッサージもよく行ってましたが、対処療法では問題解決しないと考え、それでなんとなくジムやプールに行ってみたり、体を動かすようになりました。そうすると、だんだん山にも行けそうなウェアがそろって来て、なんとなく山へ久しぶりに行ってみようかと。はじまりはこんなつまらないきっかけでしたが、以来、山へ行くようになりました。登山といってもクライミングや雪山登山のような「男のロマン」溢れるかっこいいものじゃなく、トレッキングと言われる比較的安全なスタイルです。山での恐怖も経験していますし、身近で山岳事故にあった友人もいて、時にはスリルも楽しみますが安全性はとても大切にしています。

2018年は、パトゥール山(インドネシア)、八ヶ岳、阿寒岳、雲取山、谷川岳などけっこういろんな山へ行けました。雄大な自然のなかで時を過ごすのは、やはり日常とは違うし神聖な気持ちにもなるので、それだけで気持ちのデトックス効果は感じます。それと、登山を始めてから散歩が好きになりました。「三上」という古代中国の格言がありますが、考えごとをするには、三上(馬上・枕上(ちんじゃう)・厠上(しじゃう))が適している、良い思考ができるという意味です。現代で言えば、「馬上」というのは、車や電車に乗る、足を動かす、自転車に乗る、でしょうか。経験則でこれは正しいと思っていて、考え混んでるときはフレームワークを使った作業はできても、思いつくことは稀です。なのでよく考えられている時はたいてい動き回ってます。近年、茂木健一郎さんらの研究でも、ひらめく時というのは緊張が解けて意識が集中してないときだと分かっていて、経験則を裏づけるこのメカニズムを理解してからは、自覚的に歩いたり移動を好むようになりました。加えて、登山して体力がついたので、歩ける距離も延び、考えごとをしなが丸の内から東京タワーまで歩いたこともあります。ちなみに、今では散歩そのものも好きになってしまい、海外旅行へ行っても、徒歩移動でひたすら散歩をしています(笑)

脱線したので話を戻します。では登山をしていてひらめくかというと、それは違うんです。ほぼひらめかない。登山をしてると、めちゃくちゃ疲れるし、危ないから歩くことに集中せざるをえない。当然、緊張が解けることはなかなかない。登山はゆるいアクティビに見えて、実はカロリー消費の激しいスポーツです。私のスタイルでも、だいたい1日で2500〜3500 キロカロリーを消費します。登山より運動強度が低いとされるサッカーなどの球技をしながら考えごとをしたり、ひらめいたという人を聞いたことはありませんから、登山でひらめくのはきっと無理でしょう(笑)。もちろん、登山は身体を使うので、インナーマッスルをはじめ筋力が増し体力はつきましたし、筋肉が柔らかくなって今ではまったくマッサージにも行かくなりました。

また、これは想定外だったのですが、昨年からは登山で使う体幹を鍛えるためにキックボクシングもはじめました。趣味が趣味を拡げたわけです。登山もキックボクシングも、思うように身体が動かないのが嫌なので、身体の構造とか使い方、また食事もとても気を使うようになりました。このようにやりたいことが増えたので、仕事も以前よりコンパクトに、効率性を意識するようになりました。仕事も当然に頑張るんですが、トレッキングも頑張りたくて、今年か来年には、有名な海外のトレッキングコースを歩こうと思っています。ニュージーランドのミルフォードトラックも憧れですし、先日あるお客様に教えてもらったアイスランドのロイガヴェーグルにも行ってみたいです。その方は、日本を代表するある企業のエンジニアですが、ドローン空撮をしながらトレッキングをされるそうです。ただただ歩いている私とは違う最先端の遊びをされていて、とてもかっこいいですよね。こういう人それぞれののスタイルがあるところも登山の楽しいところかもしれません。

トレッキング、散歩、キックボクシングと拡がった趣味ですが、何かを始めること、身体を動かすことで得たものはとても大きかったと思います。健康、充実感、仕事のメリハリ、集中力、言い様はいろいろありますが、私にっては『銃・病原菌・鉄』くらいの影響要因でしょうか(笑)。 欲張っっていろいろやったおかげで体力もついてきたので、トレッキングの規模を徐々に大きくし、1ヵ月くらい歩き続ける長い旅に出ることが今の目標です。


Author: 石田 太一郎

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